紙面で振り返る台風19号 本紙の特別縮刷版出版 | 信毎読者サイト なーのちゃんクラブ      
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紙面で振り返る台風19号 本紙の特別縮刷版出版

2020年1月14日

 信濃毎日新聞社は13日、台風19号災害が昨年10月に発生してから2カ月間の本紙主要紙面を集めた特別縮刷版「2019台風19号長野県の災害報道」を出版した。県内各地の被害状況や救助作業、被災当事者の声、ボランティアの動きなど災害の全容を克明に記録。販売収益の一部を災害義援金として寄付する。

 台風が最接近した翌日の10月13日付朝刊から12月13日付朝刊までの朝夕刊に掲載された災害関連紙面を、掲載日順にオールカラーで再録。長野市穂保の千曲川堤防決壊を伝える10月13日付の号外紙面、自宅が洪水で流された家族の心情に迫るルポ記事、犠牲者が逃げ遅れた背景を探る検証記事などを収めている。

 地域によって異なる被害や復旧の状況を記録する写真企画「被災地を歩く」、被災者やボランティア向けに連日掲載した「生活情報」も収録。多角的な観点から被災地を捉えた2カ月間の紙面は、災害から立ち上がる地域の足取りを映し出している。

 A4判、224ページ。1冊1320円(税込み)。14日以降、県内各書店で順次販売するほか、信毎販売店でも注文できる。問い合わせは信濃毎日新聞社出版部(電話026-236-3377)へ。

台風19号災害関連の信濃毎日新聞紙面の縮刷版「2019台風19号長野県の災害報道」