「RESPECT2」が読者賞 サッカー本大賞2021
2021年4月10日
出版社「カンゼン」(東京都)が創設した「サッカー本大賞2021」の実行委員会は9日、サッカーJ2松本山雅FCで2019年まで監督を務めた反町康治氏(57)=日本サッカー協会技術委員長=の著書「RESPECT2」(信濃毎日新聞社刊)が、読者による投票で最多票を得て読者賞に選ばれたと発表した。
サッカー本大賞は今回が8回目。作家や評論家らによる選考委員が、20年に発売されたサッカー関連書籍の中から「RESPECT2」を含む11作品を優秀作品に選び、2~3月にウェブサイト上で読者賞の投票が行われた。実行委によると、投票総数719票のうち「RESPECT2」は半数超の401票を獲得した。
「RESPECT2」は、反町氏が松本山雅監督に就任した12年から月1回のペースで信濃毎日新聞に掲載したコラム集の第2弾。チームづくりのポイントや監督業の裏側、自身の経験を踏まえた地域や若者へのメッセージなど多岐にわたる話題を記している。