台風被災者支援の団体助成に200万円 信毎が募り寄付
2020年12月24日
信濃毎日新聞社は23日、昨年10月の台風19号災害の被災者を支援する団体に活動費を助成する「ONENAGANO基金」(事務局・県NPOセンター)に200万円を寄付した。災害から1年の節目に防災をテーマに特集した広告特集に協賛した94社・団体から寄せられた。
この日、長野市の県庁で贈呈式があり、信濃毎日新聞社の小松佳浩広告局長が、県NPOセンターの山室秀俊事務局長に目録を手渡した。
小松局長は「仮設住宅などで暮らす住民はまだ多く、復興は半ば。息の長い支援をしたい」。山室事務局長は「復興支援の他、今後起こり得る災害に備える活動にも活用したい」と感謝した。
基金は今回の寄付金を含め、県内の企業などから約1800万円を集めており、これまでに被災者グループなど49団体に助成している。