松本市美術館「ウジェーヌ・ブーダン展」 | 信毎読者サイト なーのちゃんクラブ      
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松本市美術館「ウジェーヌ・ブーダン展」

2026年7月6日

 松本市美術館で特別展「ウジェーヌ・ブーダン展 瞬間の美学、光の探求」を開催します。同美術館主催、信濃毎日新聞社ほか共催。会期は7日㈫から8月30日㈰まで。

 「印象派の先駆者」と呼ばれるフランスの画家、ウジェーヌ・ブーダン(1824~98年)。バルビゾン派に学びつつも早くから独自の表現を切り開き、故郷ノルマンディーの空や海辺の風景、牛の群れといった身近なモティーフをみずみずしい色彩と軽快な筆致で描きました。戸外での制作を重視し、移ろいゆく光や大気がみせる「瞬間」を追い求めるその態度は、若きクロード・モネに大きな影響を与え、やがて印象派の誕生へとつながっていきます。

 空や海景を描く名手として知られるブーダンですが、その魅力はそれだけにとどまりません。日本で約30年ぶりの本格的な回顧展となる本展では、ブーダンが愛した土地や親しい人々を描いた作品、最期まで手元に置いていた絵画、私的な素描など約100点を通して、近代風景画の発展に寄与したブーダンの多面的な魅力とその素顔に迫ります。

 休館日は月曜日(7月20日と8月10日は開館)、7月21日㈫。観覧料は一般1600円、大学生と70歳以上の松本市民1100円(電子チケットはそれぞれ100円引き、前売り券はそれぞれ200円引き)、高校生以下無料。問い合わせは同美術館(☎0263・39・7400)へ。

《干潮》1884年 油彩/カンヴァス サン=ロー美術館 ©Musée d’art et d’histoire de Saint-Lô, Pierre-Yves Le Meur