版元・渡邊庄三郎が手がけた「新版画」 長野・水野美術館で6日から作品展 | 信毎読者サイト なーのちゃんクラブ      
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版元・渡邊庄三郎が手がけた「新版画」 長野・水野美術館で6日から作品展

2024年4月1日

 長野市若里の水野美術館で6日(土)から、企画展「THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」が開かれます。大正~昭和初期にかけ、浮世絵の伝統を受け継ぎながら時代にふさわしい表現を目指した「新版画」の版元、渡邊(わたなべ)庄三郎(1885~1962年)が世に送り出した作品を展示します。信濃毎日新聞社など主催。

 伊東深水の美人画、川瀬巴水(はすい)の風景画、名取春仙(しゅんせん)の役者絵をはじめ、笠松紫浪(かさまつしろう)が野沢温泉の様子を描いた「温泉の朝 信州野澤」など、みずみずしい表現の作品が並びます。

 5月26日(日)まで。月曜日(祝日の場合は翌日)休館。入館料は一般1200円、中学・高校生700円、小学生400円。問い合わせは同美術館(電話026・229・6333)へ。

川瀬巴水《清洲橋》1931年 渡邊木版美術画舗蔵