木下五郎彫鍛金展 安曇野市豊科近代美術館 | 信毎読者サイト なーのちゃんクラブ      
信毎からのお知らせ

木下五郎彫鍛金展 安曇野市豊科近代美術館

2024年5月1日

 安曇野市豊科近代美術館では「貌(かたち)&象(かたち) SILVA MATER ―森は母― 木下五郎彫鍛金展」を6月2日(日)まで開催します。同美術館主催、信濃毎日新聞社共催。

 信州の山々に魅せられた工芸作家・木下五郎さんは、1968年に駒ケ根市に工房を構えて以来、目の前の大自然と向き合いながら作品を制作してきました。銅やアルミ、金箔などを用いて、伝統的な彫鍛金技法でレリーフを形成、金属特有の錆を施し、森羅万象の世界を表現しています。テーマは常に、大地に強く根を張り、たくましく命を生み出す母なる森です。

 本展では日展初入選作の他、日展と日本現代工芸美術展の作品をつなげた全長約10メートルのパノラマ型の大作など約60点を展示します。

 月曜休館(休日の場合は翌平日)。観覧料は一般700円、大学生500円、高校生以下無料。問い合わせは安曇野市豊科近代美術館(電話0263・73・5638)へ。

《霄壌之器―貌―》2023年