お気に入り！このお店=内山食料品店

　内山食料品店は〝魚屋さん〟としてなじみのある人も多いでしょう。毎日入る新鮮な魚をはじめ、刺身や惣菜も作っています。
　取材日の鮮魚は、サンマ、アジ、立派な天然カンパチ、すっぽんなども。家族といっしょに来店した小さい子どもが「お魚！」と喜んで見入ることも多いそう。
「市場に珍しい魚が入ったら取るようにしています」と社長の内山昌則さん。近隣はもちろん県外からも買い物客が来店するのだそう。箱で仕入れているのは、「なるべく安く提供したいから」とのことです。
　刺身や惣菜が最もそろうのはお昼ごろ。刺身は同店で調理した昆布締めや、なめろうなども用意。記者はお薦めに従ってコバンザメの刺身、生銀ダラの昆布締めを選びましたが、コバンザメは独特の歯ざわりで臭みもなし。昆布締めはややとろっとした舌ざわりで、昆布の旨みも乗って美味。
　魚は「煮付け用に」「お腹だけ出して」などの処理をお願いできます。専門店ならではの知識と技術があるお店なので、どう食べるのがお勧めかなど、相談しながら買い物ができます。
　惣菜では、ランチには天丼540円、おにぎり108円も。ほかフライや天ぷら、煮付け、焼き魚、ポテトサラダ、玉子焼きなども。
　刺身の盛り込みは目安として１人前１０００円～で、２～３日前の予約を（当日予約でもなるべく対応しています）。お頭付きの鯛など、特別なものは１週間前までに相談してください。
　年末年始用の刺身盛り込みの予約は、今月末から。年末は正月用の料理（かまぼこや同店特製の「錦巻」ほか）も並びます。

■住所：上田市中央2-14-１
■電話：0268-22-1364
■営業時間：10・00～18・00
■定休日：（日）

※記事中の情報は掲載日時点のものです（提供：週刊うえだ　2023年11月11日号掲載）