松本市美術館 特別展「生誕150年/没後70年 金工の巨匠 香取秀真展」 | 信毎読者サイト なーのちゃんクラブ      
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松本市美術館 特別展「生誕150年/没後70年 金工の巨匠 香取秀真展」

松本市美術館 特別展「生誕150年/没後70年 金工の巨匠 香取秀真展」
期日・期間

2024年10月12日(土) 〜 12月1日(日)
※休館日:月曜日(ただし、休日の場合は翌平日)

会場

松本市美術館

時間

9:00~17:00(入場は16:30まで)

料金
(入場料・参加費等 税込)

〈前売券〉※取扱期間:9月12日~10月11日
大人:1,000円
大学高校生と70歳以上の松本市民:600円


〈当日券〉

大人:1,200円(オンライン1,100円)
大学高校生と70歳以上の松本市民:800円(オンライン700円)

・中学生以下無料、障がい者手帳携帯者とその介助者1名無料
・大学高校生と70歳以上の松本市民は観覧当日、証明書(学生証、免許証等)の呈示が必要
20名以上の団体は各200円引き(当日窓口販売のみ)
・コレクション展示もご覧いただけます

主な内容

近代工芸史に大きな足跡を残した金工作家、香取秀真(かとり・ほつま)。秀真は千葉県に生まれ、1892年に東京美術学校に入学します。同校鋳金本科を卒業後は、多くの展覧会で受賞を重ね、鋳金家として活躍します。その作風は、高度な伝統的技術を身に付け、東洋や日本の古典の紋様や形に基づきながらも時代感覚を取り入れ、実用を重視したものでした。
多くの後進を育てるとともに工芸界全体の発展に尽力し、帝展に美術工芸部門を設置する運動では、中心的な役割を果たしました。さらに金工の研究を精力的に行い、それは日本金工史の原点とも言える仕事となりました。これらの功績から、1953年に工芸家として初の文化勲章を受章しています。また、正岡子規門下のアララギ派の歌人としても知られ、多方面で活躍しました。
秀真は、妻が現在の長野県塩尻市の出身であったことから松本へ訪れる機会も多く、1944年から約3年間は松本市郊外へ疎開していました。その間、疎開先の家人や松本の文人たちと温かな交流を持ち、戦後も松本市内の寺院の梵鐘を作るなど、関係は途切れることなく続きました。
生誕150年、没後70年という記念のとき、ゆかりの地・松本に珠玉の作品が一堂に会します。

■香取秀真(1874~1954年、本名・秀治郎)
千葉県出身の鋳金家。東京美術学校(現在の東京藝術大学)を卒業後、同校の講師を経て教授となり、金工の研究者としても活躍。また、正岡子規について短歌を学んだ根岸派の歌人として約4千首の短歌を詠んでいる。妻の実家がある長野県には度々訪れ、戦時中は松本に疎開していた。後年、松本の文人・池上喜作(号:百竹亭)と親交を持つようになり、現在松本市美術館が所蔵する池上百竹亭コレクションに秀真の短歌・書画、工芸品が多いことも、ふたりの親交の深さを物語っている。

お申し込み
(ご注文・購入)方法

◇窓口販売:松本市美術館
◇オンラインチケット:松本市美術館公式HP

特記事項・注意事項

画像:《鳩香炉》千葉県立美術館蔵

主催・後援等

主催/松本市美術館
共催/信濃毎日新聞社、SBC信越放送、市民タイムス、MGプレス
協力/茶道裏千家淡交会長野県支部中信分会

お問い合わせ

松本市美術館 TEL.0263-39-7400

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