信毎の本 塩の道を歩く
2026年7月6日
北アルプスの大観を仰ぎ、野仏に導かれ、ロングトレイル古道の歩き旅へ。かつて海と山の産物が行き交った「塩の道」。糸魚川と松本を結ぶ信越間120キロを踏破するためのガイドです。松本市街地から北へ安曇野、池田、大町、白馬、小谷、糸魚川へとたどり、自然や石造物、寺社など魅力的な風景を写真とともに解説します。
江戸時代に往来の多かったメーンルートに加え、山深い三つのサブルートも収録。案内地図は2万5000分の1地形図を基に、全道筋と見どころを書き込んでいます。地図と見開きになる解説ページでは、地図に記した地点ごとの由来や歴史的エピソードを紹介。巻末には歴史や自然など趣向別に「日帰りコース」13選を提案しています。
著者は小谷を拠点に古道案内活動に取り組む写真家の田中省三さん。「塩の道」を知り尽くした著者が、歴史ロマンの世界へといざないます。172ページ、A5判、2200円(税込み)。書店、信濃毎日新聞販売店でお求めください。問い合わせは信毎出版部(☎026・236・3377)へ。