あの店この店＝とうみ食堂

　温泉健康複合施設「ゆぅふるtanaka」内に4月にオープン。全国でご当地食材を使った料理を考案している「旅するシェフ」こと吉田友則さんが、オフィシャルシェフとしてメニュー作りを担当した。地域の生産者の思いがぎゅっと詰まった食材を生かした料理をそろえ、東御の多様な食の魅力を発信している。メニューには料理の詳しい説明とともに、生産者の紹介ページもある。
　店の太陽のような看板メニューが「とうみの陽だまりスープカレー」。市内御牧原地区の養鶏場が飼育するブランド地鶏「信州黄金シャモ」の鶏ガラを余すことなく使った、うま味たっぷりのカレースープに、八重原地区産の大豆で醸造したみそを隠し味に加えた。カレーのトッピングは市内の標高約1000㍍の高地で有機肥料で育った夏野菜、ご飯は八重原米ーといった具合に、東御の恵みが満載だ。
＊食堂のみの利用も可能

■住所：東御市田中278-18ゆぅふるtanaka内
■電話：050・8889・7314
■営業時間：午前11時～午後4時ラストオーダー　＊土・日曜、祝日は午後7時ラストオーダー
■休日：火曜日
■駐車場：あり

※記事中のデータは掲載日時点のものです（提供：週刊さくだいら 2024年8月15日号掲載）