信濃毎日新聞社は10月1日から、朝刊のみ3,400円（税込み）、朝夕刊セット4,400円（同）の月ぎめ購読料を3,900円（同）に改定、統一し、夕刊を休刊いたします。 朝刊の1部売り定価も、税込み150円から同160円に改定させていただきます。

　ここ数年、国際経済の不安定化や円安を背景にさまざまな物価が高騰しています。新聞発行を巡っても用紙代、インキ代などの原材料費がかつてないほど上昇し、さらに印刷工場の電気代や新聞輸送費、配達に必要な人件費、燃料費も同様です。
社を挙げて経費削減に努めてきましたが、報道機関としての安定した新聞発行と確実に新聞をお届けする戸別配達網を維持するには、読者の皆さまにご負担をお願いせざるを得ないと判断いたしました。
　誠に心苦しい限りですが、なにとぞご理解いただきますようお願いいたします。

　インターネットの普及でニュースの伝わるスピードが格段に増し、主にその日の出来事を伝えてきた夕刊を巡る環境は変化しました。
当日のニュースは2021年12月にスタートした「信濃毎日新聞デジタル」で速報し、朝刊でより広く、深く、詳しく伝える態勢づくりに注力すべきだと考え、夕刊は9月30日を最後に休刊とすることといたしました。
　なお、夕刊で長年ご好評いただいてきたコラム「今日の視角」など一部の連載企画は朝刊や「信濃毎日新聞デジタル」に引き続き掲載いたします。長きにわたりご愛読いただいた夕刊読者の皆さまに、厚くお礼申し上げます。

　一方、10月からの新紙面では総合面、経済面、社会面、くらし面などで新連載や新コーナーを開始。県内五つの地域面の一層の充実を図ります。また、紙面ビューアーでお読みいただける夕刊は9月30日付までで終了いたしますが、信毎デジタル併読会員、デジタル単独会員様限定のイブニング信毎をより充実させ、当日のニュースをお届けいたします。

　さらに、10月1日から「信濃毎日新聞デジタル」は、併読会員の価格を200円値下げして800円（月額、税込み）とし、ご利用いただきやすい設定といたします。 これに合わせて一層コンテンツも強化、充実いたします。ウェブ会員330円（税込み）、デジタル単独会員3,500円（税込み）の月額利用料の変更はございません。

　朝刊と「信濃毎日新聞デジタル」それぞれの特色を生かしつつ、読者の皆さまに寄り添い、暮らしに役立つ質の高い情報をお届けするよう努めてまいります。 引き続きご愛読くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

信濃毎日新聞社

＜本紙購読に関するお問い合わせ＞
◇販売局販売管理部
【メールアドレス】koudoku@shinmai.co.jp
【フリーダイヤル】0120-81-4341（平日・土曜9：00～17：00）

＜信毎デジタルのサービスに関するお問い合わせ＞
◇メディア局デジタル事業部
【メールアドレス】memberinfo@shinmai.co.jp
026-236-3067（平日9：00～17：00）