信毎からのお知らせ - 総務局

温暖化対策、ビジネス機会に 松本市、問題意識高めるフォーラム

2018年11月28日

再生可能エネルギーなどの発表があった温暖化対策ビジネスフォーラム

 松本市は27日、「温暖化対策ビジネスフォーラム」を同市中央2の信毎メディアガーデンで開いた。増加傾向にある市内の温室効果ガスの排出量削減に向け、問題意識を高めて―と企画。東京大教養学部客員准教授の松本真由美さん(環境エネルギー政策論)が「温暖化対策をビジネスチャンスに」と題して講演。地元企業などが省エネ関連のサービスや商品を紹介した。

 松本さんは、世界的な再生可能エネルギーへの移行を背景に「国内でもビジネスが広がっている」と指摘。木質バイオマス(生物資源)を使った発電事業の普及や、太陽光発電の余剰電力を個人間で売買できるシステム構築を目指す企業などを紹介した。温暖化対策は収益のほか、イメージ向上にもつながるとし「補助金や官民連携をうまく生かしてほしい」とした。

 地元の取り組みとして、市職員が、来年2月から市営の日帰り入浴施設に木質バイオマスを活用したボイラーを導入する計画を説明。銭湯運営のオーチャード(松本市)は、太陽光発電や発光ダイオード(LED)への切り替えについて発表した。

 信毎メディアガーデンの省エネ機能などを紹介するイベントも開催。空調の熱源に小川の水や地下水を活用し、外気を効率良く取り入れて室温を調節する仕組みを説明した。設計を手掛けた世界的建築家の伊東豊雄さん(諏訪郡下諏訪町出身)の事務所に勤務する1級建築士、矢吹光代さんは「快適さを追求した先に省エネがある設計を目指した」と話した。

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