信毎からのお知らせ - 総務局

人形作りの思い、高橋さんが語る 松本で作品展始まる

2018年8月25日

作品について説明する高橋まゆみさん(中央)。原田泰治さん(左奥)も聞き入った=24日、松本市中央2の信毎メディアガーデン

 信濃毎日新聞社は24日、飯山市の創作人形作家高橋まゆみさん(62)=長野市出身、第9回信毎選賞受賞=の作品展を松本市中央2の信毎メディアガーデンで始めた。本社から出版した人形フォト&エッセー集2冊の掲載作品や最新作計約80体を展示。人形作りへの思いを語るギャラリートークが2回あり、計約200人が聞いた。

 傘を持って孫を迎えに行く祖父、アルツハイマー病の妻の手を引く男性といった、表情豊かで温かみのある人形が並ぶ。多くは高さ30センチほど。「楽都松本」にちなみ、バイオリンやフルートを奏でるピエロなど大型の人形もある。

 ギャラリートークで高橋さんは「家のおじいちゃん、おばあちゃんが見せてくれる優しい、失いたくない光景を見て作っているものがたくさんある」と説明。素材の粘土に布を貼ることで「肌の温かみや質感を出せる」と紹介した。東京から訪れた会社員大泉彩乃さん(26)は「亡くなった祖父母と似ている。雰囲気が優しい」と涙ぐんだ。

 この日は交流のある諏訪市の画家原田泰治さん(78)が駆け付け、「飯山に住んで、よく観察したことが出ている」と作品に見入っていた。

 9月12日までの午前10時〜午後7時(最終日は午後5時まで)。一般800円、高校生以下無料。

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