信毎からのお知らせ - メディア局

<信毎の本> 失われゆく植物たち 長野県レッドデータ植物図鑑

2017年8月01日

 本書は、県内で見られる「絶滅の恐れのある植物」をまとめた図鑑です。「県版レッドリスト植物編」に掲載されている全900種のうち比較的身近な210種を、里地、水辺・湿地、森林など環境別に分けて、大きな写真付きで解説しています。

 絶滅危惧種と聞くと、高山植物のように特殊な環境に生息し、日常生活から縁遠い生物を思い浮かべがちですが、本図鑑には名前をよく耳にする草花も多く登場します。例えばフクジュソウ、オキナグサ、キキョウ、カキツバタなど。自然環境の変化に加え、開発や園芸採取、野生動物による食害などでその数を減らしているのです。

 編著者は、県版レッドリストなどの取りまとめ役を務めた信州大名誉教授、土田勝義さん(松本市)。多くの県民に絶滅危惧植物を知ってもらい保全に役立ててほしい―と、県内各地を歩き、希少な植物の写真を確保しました。

 紹介している植物は花期を迎えるものも多く、これから山や高原に出掛けて目にする機会も増えます。夏休みの自由研究にも役立つでしょう。

 A5判、256ページ。定価2160円(税込み)。お求めは書店、信毎販売店へ。

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