信毎からのお知らせ - 事業局

体と向き合い100回目 塩尻で信毎健康フォーラム

2019年12月15日

「脚、腰の痛みとつきあう」をテーマに行った第100回信毎健康フォーラム=14日、塩尻市

 信毎健康フォーラム(信濃毎日新聞社など主催、信州大医学部協力、キッセイ薬品工業協賛)は14日、「脚、腰の痛みとつきあう」をテーマに、塩尻市レザンホールで開いた。1994年に始まり、100回目の節目。専門家3人が痛みが生じる仕組みや治療、対処の仕方について講演し、約600人が来場した。
 
 信州大バイオメディカル研究所所長の斎藤直人さんは、膝関節の軟骨がすり減り、痛みや変形が表れる「変形性膝関節症」を中心に解説。痛みで歩かなくなり、筋力が落ちると負の連鎖に陥るとし、負荷の少ないプールでの運動を勧めた。「痛みがなくなるのが最大の利点」として人工関節にする手術にも触れた。
 
 腰痛について、信州大医学部講師の池上章太さんは「原因不明のまま、慢性化する人が多い」と指摘。慢性の腰痛はストレスなどの「心理社会的要素」が関わるとし、精神的な治療を施す「認知行動療法」と運動療法の組み合わせを示した。
 
 谷川整形外科クリニック院長の谷川浩隆さんは「痛みと心」と題して講演。足腰の痛みはストレスや不安が影響するため、認知行動療法の観点からも、前向きな思考で治療を受けることが大切と説明。ウオーキングも推奨し「心と体の両面で直すことが必要」と述べた。
 
 信毎の三村卓也文化部長の進行でパネル討論も行い、来場者の質問にも答えながら理解を深めた。

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