信毎からのお知らせ - 編集局

「依存症は病気」報道もっと グッド・プレス賞授賞式

2018年7月05日

グッド・プレス賞の授賞式で記念盾を受け取る稲田記者(右)

 依存症治療や回復支援に携わる有識者らでつくる「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」は4日、依存症への理解を広めた報道に贈る「グッド・プレス賞」の授賞式を都内で開き、信濃毎日新聞が昨年連載した「つながりなおす 依存症社会」の取材班などに記念の盾が贈られた。賞は今年創設。第1回として、昨年の報道の中から新聞は本紙連載を含め3点、雑誌、ラジオ、テレビで各1点が選ばれた。

 同ネットワーク発起人の一人で、ギャンブル依存症問題を考える会の田中紀子代表は「人間失格とみなされてきた依存症を病気だと理解してくれる報道が多くなってきた。誤解を解く報道が増えることを願う」と賞創設に込めた思いを説明した。

 「つながりなおす」取材班を代表して盾を受け取った稲田俊記者は「これまで依存症にしっかり目を向ける機会がなかったが、連載を始めると、閉じ込めていた苦しい思いを明かしてくれる当事者や家族が多かった」と述べた。

 「つながりなおす」は、依存症からの回復を目指す人や家族の苦悩、医療関係者らの取り組みを追い、依存症に陥っても回復への道が見える社会への転換を提案した。

 連載は「依存症からの脱出つながりを取り戻す」のタイトルで海鳴社から書籍化されている。

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