信毎ニュース

世界の魚類化石 信州新町で展示

12月26日(水)10時28分

企画展で展示されている米国などで見つかった魚の化石

 長野市の信州新町化石博物館は、魚の化石のみを紹介する初の企画展「おさかな大集合!~世界の魚類化石展~」を開いている。県内で見つかったうろこやサメの歯の化石の他、ブラジルや中国など海外で見つかった約100点が並ぶ。来年4月14日まで。

 学芸員の畠山幸司さんによると、長野県は1600万~170万年前まで海だった。松本市や安曇野市の地層は、北アルプスの隆起が始まる前まで深い海の底だった地域で、酸素が少なく海底の泥をかき回す生物がいなかったため、魚が埋もれて化石として残りやすかったという。

 会場ではニシンやタイの仲間の化石を展示。大町市で900万年前の地層で見つかり、種の基準となる「タイプ標本」になった「クロイワヒラメ」の化石も紹介している。中国東北部の遼寧省や、ブラジル北東部のセアラ州で約1億1300万年前の地層から見つかった化石もある。

 畠山さんは「なぜ県内で化石が見つかっているのかや、時代による魚の違いを感じ取ってほしい」と話している。午前9時~午後4時半。12月29日~1月3日は休館。小中学生200円、高校生300円、大人500円。問い合わせは同博物館(電話026・262・3500)へ。

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