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幅広い時代の版画を紹介 佐久近代美術館で企画展

10月11日(木)10時06分

高山辰雄さんのリトグラフ(右の2作品)など、さまざまな技法の版画が並ぶ会場

 佐久市と同市教委は11月11日まで、同市猿久保の市近代美術館で企画展「版画交響楽(シンフォニー)―魅惑の小宇宙―」を開いている。江戸中期の浮世絵師鈴木春信(1725~70年)の木版画や、日本画家高山辰雄さん(1912~2007年)のリトグラフ(石版画)など、幅広い時代の多種多様な作品計100点を展示している。

 版画制作者95人の作品が並ぶ。高山さんのリトグラフは中国・唐の詩人杜甫が詠んだ漢詩の風景を想像し、山河の上空を白い鳥が飛ぶ様子を表現したという。長野市出身の版画家池田満寿夫さん(1934~97年)の「顔のなかの女 三人」は、銅版画の技法の一つ「ドライポイント」が使われ、複数の女性の顔があるように見える。

 同館が昨年度新たに所蔵した日本画や彫刻など約220点のうち13点を展示する「新収蔵品展」も同時開催。月曜休館。一般500円、高校生と大学生400円、小中学生250円。

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