信毎ニュース

若者、地域に集おう 長野の団体が活動拡充

5月16日(水)10時32分

「地域まるごとキャンパス」事業をPRする「ながの協働ねっと」事務局職員

 長野市で、高校生や学生が地域活動を企画段階から体験するプログラムが拡大している。市内のNPOや企業でつくる「ながの協働ねっと」は今月から新たに、3日間~数カ月間の体験事業「地域まるごとキャンパス」を実施。県NPOセンター(長野市)が2016年に始めた長期の「youthreach」(ユース・リーチ)は今年、活動分野を増やす。学校の枠を超えて仲間をつくったり、社会でアクションを起こしたりしたい若者を募っている。

 地域まるごとキャンパスは、市内に4月開学した長野県立大が、学生に地域活動への参加を促す方針を示していることもきっかけに企画。同ねっとを構成するNPOなどの提案で、今月から第1期の9プログラムが始まる。

 うち四つは3日間の「“キッカケ”プログラム」。子どもの遊び場を提供する事業で遊びを提案するなどの活動内容がある。五つの「“ガッツリ”プログラム」は活動期間が数カ月にわたり、社会的マイノリティー(少数者)への理解を広げるため当事者の話を聞く催し「ヒューマンライブラリー」の企画や運営などに取り組む。催しは昨年に続き2回目で、前回は障害者や海外出身者から話を聞いた。

 高校生や、24歳までの大学生や短大生、専門学校生などが対象。同ねっと事務局の長野市市民協働サポートセンターは「活動を通じて、学校だけでは出会えなかった大人や友人とつながりをつくってほしい」としている。

 ユース・リーチは、解決に取り組む課題ごとに、高校生や学生がチームを組んで自主的に活動する。昨年度の3チームから、本年度は6チームに倍増。保護した猫を新しい飼い主に紹介するNPO法人の支援などをする2チームは継続し、地球環境問題や高齢者の困り事解決などに取り組む4チームを新設。高校生や学生が対象だ。

 地域まるごとキャンパス、ユース・リーチともに、今月17日と29日の午後6時半から、もんぜんぷら座(新田町)3階の同センターで合同で説明会を開く。地域まるごとキャンパスは本年度、6月以降に第2~4期のプログラムを追加して参加者を募集する予定だ。問い合わせは県NPOセンター(電話026・269・0015)へ。

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