信毎ニュース

飛べ、卒業記念の手作りロケット 飯島・七久保小6年が打ち上げ

3月13日(火)10時13分

勢いよく打ち上がるロケットを見つめる子どもたち

 飯島町七久保小学校6年の全23人は12日、卒業記念で一人ずつ手作りしたロケットを同校の校庭で打ち上げた。地元住民有志でつくる学校支援ボランティア「わくわく」が毎年教えており、この日も3人が同校を訪れて指導。ロケットは青く澄み渡った空に吸い込まれるように高く、勢いよく上がり、子どもたちは歓声を上げて見届けた。

 ロケットは今月、わくわくのメンバーに教わって手作りした。紙とカメラのフィルムケースで作った長さ約40センチの筒に、火薬やパラシュート代わりのリボンを詰めた。羽の部分はそれぞれ、自分の名前などを書き込んだ。

 この日の朝は雲一つない快晴。児童はくっきりと浮かんだ残雪の中央アルプスの山々を望む校庭に集まった。ロケットを発射台にセットし、「3、2、1…」とカウントダウンしてボタンを押した。「シュー」という音と煙、火花を上げて上空約100メートルまで打ち上がる様子に目を輝かせ、リボンを開いて落ちてくるロケットを拾おうと、われ先にと駆け寄った。

 わくわくは、子どもたちにさまざまなことに興味を持ってほしいと、地域でものづくり教室やサイエンスショーなどを開いている。代表で自営業の新井政夫さん(64)は「子どもたちが顔や目を輝かせるのを見るのはうれしい。中学に行ってもいろいろなことに興味を持ち、将来、科学に携わる子が出てくればいい」と話していた。

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