信毎ニュース

春ほころぶ、沖縄の桜 交流の縁、南信濃に届く

2月10日(土)10時04分

沖縄から届いた八重桜を旧木沢小の玄関先に飾り付ける松下さん(左)と山崎さん

 飯田市南信濃の旧木沢小学校に9日、沖縄県で咲き始めた八重桜の枝が届いた。玄関先で、一足早い春を告げている。同県浦添市を拠点に地域づくりなどを学ぶ経営者らと交流している縁で、校舎を管理する木沢地区活性化推進協議会に贈られた。協議会代表の松下規代志さん(78)は「花が凍らないよう、大事に世話していきたい」と喜んでいる。

 旧校舎では、2007年から神奈川県在住の経済アナリスト藤原直哉さんが「遠山藤原学校」を開催。主に都市部住民が、地方での暮らし方を学んでいる。藤原さんが浦添市でも同様の講座に関わっていたことから、住民同士の交流が始まったという。10年から互いの地域を訪問するなどし、それぞれ地域づくりの参考にしている。

 9日は、濃いピンク色の花を付けた大振りの枝が箱に入った状態で届いた。1月下旬に浦添市を訪問した協議会員の1人、山崎博文さん(81)は「現地は気温17度。花の咲き始めだった」。松下さんは「(浦添の人たちとは)地域づくりは人づくりだという思いを共有してきた。いつか現地の桜を旧校舎敷地に植樹できたらいい」と話した。

 旧校舎前にある2本のソメイヨシノが咲くのは、4月中旬ごろという。

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