信毎ニュース

洋画・木版画… 利用者の力作展示 高森・くましろホール

1月12日(金)10時27分

木版画や日本画などの力作が並ぶ合同作品展

 高森町下市田の多目的文化施設「くましろホール」を利用する個人・団体でつくる「稲穂の会」は23日まで、合同作品展を同ホールで開いている。60~80代が中心の会員による作品発表の場とし、地域の文化振興も図ろうと毎年開催。今回で10回目を迎えた。16日までを前期とし、洋画や日本画、木版画など37点を展示している。

 雪化粧した南アルプスの風景画や大鹿村の名物「青いケシ」の静物画などが並ぶ。作者が幼い頃に眺めた夕暮れの景色の絵は、郷愁を誘う。松川町元大島の亀山勝保さん(77)の木版画「古寺残雪」は、駒ケ根市の光前寺の三重塔が題材。雪が残る境内の厳かな雰囲気を描いており、奥の三重塔より手前の杉の古木を大きく描いて存在感を持たせた構図が目を引く。

 同会の副会長を務める亀山さんは、「(合同作品展が)作者の大きなモチベーションになっている。今後は若い会員も増やしてさらに活気のある展示を目指したい」と話していた。

 後期は18日から。彫刻や織物、ランプなどの工芸品と水墨画、写真を約70点展示する。無料。

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