信毎ニュース

ほっこりランチ、ワンコインで 原村の交流拠点 幅広い世代の交流期待

1月12日(金)10時24分

「おいでなして原宿」で手作りの昼食を提供する小池さん(中央)

 原村のペンション経営、小池美紀さん(39)が11日、村民の交流拠点「おいでなして原宿(はらじゅく)」で手作りの総菜などをセットにした1食500円の「ワンコインランチ」の提供を始めた。総菜の出張販売を手掛けており、昨年10月に「原宿」を開設した村社会福祉協議会から、ランチを提供して利用者を増やしてほしいと頼まれた。初日はお年寄りや親子連れなど20人余が訪れ、用意したランチは30分ほどで完売した。

 「原宿」は村民が平日昼間に自由に利用でき、日ごろは年配の女性の利用が多い。村社協は、幅広い世代に食事をしながら交流してほしいと、小池さんに声を掛けた。

 この日のメニューは「鶏手羽元と大根の煮物」「ハクサイとお揚げのおひたし」と塩おにぎり、みそ汁、漬物の5品。別売りでコロッケや切り干し大根なども用意した。小池さんがペンションで調理し、温め直して提供した。

 友人と訪れた平出昭恵さん(78)=中新田=は「優しい味でとてもおいしい」と満足した様子。友人と外食する機会は限られるといい、「気兼ねなく、おしゃべりできた」と喜んでいた。

 小池さんは都内の大学を卒業して出身地の原村に戻り、両親が経営するペンションを継いだ。総菜の販売は宿泊客が減る冬季の収入源として昨年始めたばかりで、電話で注文を取って配達している。

 ワンコインランチは毎週木曜日正午から販売。小池さんは予約を受けずに施設で販売するのは初めてで、「派手な料理は出せないけれど、温かい家庭料理でほっこりしてもらえたらうれしい」と意気込んでいる。

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