信毎ニュース

田中駅の運営受託を検討 観光情報の発信強化図る

1月12日(金)10時19分

12月に開業130周年を迎える田中駅

 東御市や地元商工観光関係者らでつくる「信州とうみ観光協会」は10日、市内で理事会を開き、2018年度の事業内容を決めた。観光の「玄関口」と位置付けるしなの鉄道(上田市)田中駅の運営の受託を検討することや、同駅開業130周年記念事業計画などを承認した。

 同協会によると、田中駅は1888(明治21)年12月1日に開業。当時は生糸を輸出するために鉄道が使われ、駅は地域の産業を支える拠点だった。2017年4月には観光情報を発信する「観光情報ステーション」が設けられ、今も地域にとって重要な場所。同協会は駅の運営業務を担うことで、駅舎全体を活用した観光情報の発信や観光客のおもてなし強化につなげたい考えだ。

 理事会では、駅を運営することで発生する受託料について「貴重な収益になる」などの意見が出て、4月からの運営開始を見据え前向きに検討する方針を確認した。しなの鉄道によると、しなの鉄道線と北しなの線の計24駅のうち12駅は既に地元自治体や企業などに運営を委託しており、同鉄道にとっては人件費削減などのメリットがあるという。

 また、この日は田中駅の開業130周年記念事業として、同駅の歩みを紹介する記念展示や、同名の駅がある台湾との縁を生かしてインバウンド(海外誘客)戦略を描く計5事業についても承認した。

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