信毎ニュース

木落としマニュアル完成 岡谷市御柱祭典委員会

2月19日(金)10時22分

木落としのマニュアルの内容を確認し、印鑑を押す岡谷市内各地区の曳行長

 岡谷市御柱祭典委員会は18日、諏訪大社御柱祭の見せ場となる下社山出しの木落としの手順や注意事項をまとめたマニュアルを完成させた。木落としの直前に御柱をくいに固定する作業は以前、業者が担っていたが、今回から各柱の氏子が担当するようになったため、技術の承継も見据えて作成。市内全5地区の曳行(えいこう)長を通じ、作業を担う氏子らに配布する。

 A4判、18ページ。下諏訪町の木落(おと)し坂上部の県道にある専用のマンホール2カ所にステンレス製のくいを設置し、木落とし終了後にくいをマンホール内に収めるまでの手順を記した。使用するロープやワイヤ、留め具の種類や数量、大きさも細かく記載。御柱の最後部に取り付ける切断用のロープをくいに結ぶやり方や、切断する際の指示系統もまとめている。

 祭典委の宮坂雅司委員長(71)は「マニュアルを基本として、各柱で安全に向けた工夫を重ねてほしい」と話している。

 岡谷市内の氏子は旧岡谷3区、旧岡谷7区、長地、川岸、湊の各地区に分かれ、下社側の御柱の曳行を担当。同市と諏訪市上諏訪地区、下諏訪町の大総代でつくる下社三地区連絡会議は、昨年10月に木落し坂上部で氏子向けの講習会を開いており、2回目は3月27日に予定している。

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