信毎ニュース

遠山郷「森林鉄道の車庫」完成 復元進める会、16日活動報告

11月14日(金)10時12分

梨元ていしゃばに完成した木造平屋の車庫

 飯田市上村・南信濃の両地区でかつて走っていた遠山森林鉄道の復元を進めている「夢をつなごう遠山森林鉄道の会」が、南信濃木沢の多目的施設「梨元ていしゃば」に機関車を収容させる車庫を完成させた。林業が盛んだった時代に両地区で伐採された木材の運搬などに使われた森林鉄道。今後、機関車が周回して走れるように整備したい考えで、16日、会員に対して車庫完成を含めて事業活動を報告する。

 車庫は木造平屋で幅約3・6メートル、奥行き約7・2メートル、高さ約3メートル。今年5月にコンクリートで車庫の土台を造り、飯田市内の建設資材販売会社から無償で提供を受けた木材などを使って7月に建設作業を始め、9月下旬ごろに完成した。機関車がレールに乗ったまま入れる。正面には「夢をつなごう遠山森林鉄道」との看板を設置した。

 県内外の有志でつくる遠山森林鉄道の会は地域活性化のため、2011年から森林鉄道のレールを住民らから回収し、これまでに直線で200メートルにわたり敷設。今後、レールを延ばして回れるようにする方針だが、レールが不足気味という。会長の前沢憲道さん(66)=南信濃木沢=は「こつこつ集め、少しずつつなぎ合わせていきたい」と話している。

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