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伊那の高遠城址で児童ら弓矢手に「城攻め」体験

2015年8月01日(土)00時00分

的越しにボールを投げる「敵」に弓やボールを放つ児童たち

  伊那市高遠町の高遠城址(じょうし)公園の堀で31日、地元の児童約80人が「城攻め」を体験した。近くの旧高遠藩校「進徳館」で高遠町公民館が28日から開いた「夏の学校」の最終日で、児童は手作りの弓矢も使い、「敵」の大人との攻防を楽しんだ。

 
 弓矢は地元住民らが作り、児童がやすりで磨いた。的は、板に白の模造紙を貼った上に、白の布で「夏の学校」と文字を整え、堀に設置した。児童が三の丸で弓矢を練習した後、城攻めが始まった。
 
 児童が先端をタオルでくるんだ矢を水で溶いた絵の具に浸して的に放ち、布の文字が浮かび上がると勝利―という設定。主に高学年が弓の「精鋭隊」となり、低学年は新聞紙を丸めた紅白のボールを投げた。同公園の桜守など大人は的越しにボールを投げて応戦したが、敗走。児童は「エイエイオー」と勝ちどきを上げた。
 
 1年時から休まず夏の学校に通っているという高遠小5年の春日 翔太君(10)は「あっという間だった」。同小3年の矢沢明陽(ひなた)さん(8)は「弓の針金が硬かったけど楽しかった」と話した。
 
 同公民館長の原和男さん(72)は「高遠の歴史や文化と一緒にこの思い出を忘れないでほしい」と話していた。

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