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「給食甲子園」出場伊那・長谷中教諭の原さん 食育授業で最優秀賞に

2018年12月11日(火)09時38分

調理を終え、他の参加校・センターの献立について感想を語る(手前右から)原さん、柿木さん

 地元産の食材を使った給食の栄養価やおいしさなどを競う「第13回全国学校給食甲子園」の決勝大会で、伊那市長谷中学校の栄養教諭、原真理子さん(33)が最も優れた食育授業をしたとして、最優秀の個人賞「食育特別賞」を受賞した。原さんと調理員の柿木美幸さん(57)は、同中と長谷小学校に給食を提供する「長谷学校給食共同調理場」として出場。地場産品をうまく活用したとして優秀賞に輝いた。

 大会はNPO法人21世紀構想研究会(東京)が主催。全国の1701校・センターが応募した。書類審査などを通過した12チームが9日までの2日間、東京都内で開いた決勝大会に臨んだ。決勝は、栄養教諭による食育授業のコンテストと、応募した献立を6人分作る調理部門で総合評価。各部門で個人賞も選ぶ。料理人らが授業の工夫や献立の味などを審査した。

 食育授業で、原さんは大きな絵本のような教材を準備。地元の生産団体が高齢化で解散し、農作物の獣害に悩む人が多い長谷の現状を紹介。長谷中の生徒たちが地域おこしに向け、自分たちで栽培した「内藤とうがらし」を材料にラー油を作り、販売していると説明した。

 調理では、同中の畑で育てた野菜をふんだんに使った「雑穀せんべい汁」などを作った。決勝進出を決めてから、生徒らの感想を基に味付けや火加減を改良。調理後は各チームが作った献立を試食し、意見交換する場面もあった。
 原さんは「練習通りいかない点もあったけれど楽しく精いっぱいできた」。柿木さんも「先生(原さん)についていくだけ」と笑顔を見せた。

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