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ほお葉巻き 世代超えて

2018年6月06日(水)09時23分

あん入りの生地をほお葉で包む介護施設利用者や木曽町中生ら

 木曽町中学校の生徒会交流部や希望した生徒計34人が5日、同町福島の介護施設「のぞみの里」で、利用者20人や地域のボランティアの人たちと一緒に特産の「ほお葉巻き」作りをした。施設ができた2007年から続く交流の行事。お年寄りたちは、昔を思い出しながら生徒たちに手順やこつを教えていた。

 米粉に薄力粉や砂糖を混ぜ、水を加えてこねて生地を作り、中にあんを詰めて、学校の裏山で採れたほお葉で包んだ。利用者は「こねるのは力がある若い人がやって」などと指示を出していた。生徒たちが6日に給食で食べる分を含め340個を作り、この日食べる分だけを蒸して、一緒に味わった。

 2年生(14)は「きちんと作ったのは初めて。地域の人と触れ合いたかったので、すごく楽しい」。利用者の原きくへさん(94)は「エプロンをするのは1年ぶり。数日前から待ち遠しかった」と笑顔を見せた。

 同施設はデイサービスやショートステイなどを合わせた「小規模多機能型居宅介護」と、グループホームを併設している。事務長の馬場正明さん(69)は「利用者がいい表情をしている。作る家庭も減り、子どもにとってもいい機会だと思う」と話していた。

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