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卵塊 豊かな自然の証し

2018年5月29日(火)09時46分

池の上に張り出した枝の先で産卵するモリアオガエル

 平谷村大平地区の池で、県版レッドリストの準絶滅危惧種に指定されているモリアオガエルの産卵が始まった。水辺の木々の枝先には泡のような卵塊が20個ほどできており、28日昼も、白い卵塊の上で雌と複数の雄が枝にしがみつき、新たな命が生まれる様子が確認できた。

 カエル館・茶臼山高原両生類研究所(根羽村)の熊谷聖秀所長(68)によると、ソフトボール大の卵塊の中には500個ほどの卵がある。通常は夜間に産卵するといい、この日のように天気が曇りだと日中でも産卵することがあるが、「昼間に見られるのは珍しい」という。

 モリアオガエルの生息には水質がきれいな水辺が必要。10年近く観察を続ける平谷村臨時職員の米山照実さん(71)は「40〜50個の卵塊ができることもあり、自然が豊かな証し。村の宝としてこれからも見守っていきたい」と話していた。

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