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峠越え 工女らの苦労しのぶ

2018年5月28日(月)09時51分

着物姿に、編みがさをかぶって峠の山道を歩く小学生たち

 明治から大正時代にかけて飛騨地方から野麦峠を越え、諏訪地方に出稼ぎに出た工女らをしのぶ恒例の「野麦峠まつり」が27日、松本市奈川であった。小中学生や教職員ら60人余が、着物姿に編みがさをかぶるなどして当時の峠越えを再現。県内外の観光客ら約150人も参加して旧野麦街道約1・3キロを歩いた。

 女子は手ぬぐいにかすりの着物姿で製糸工場に向かった工女に、男子は富山湾のブリなどを県内に運んだ歩荷(ぼっか)に扮(ふん)した。一行は新緑の山道を進み、当時の難所とされ、出会いと別れが交錯した野麦峠を体験した。

 わらじを履いて歩く子どももおり、急な山道では「歩きづらい」と声を上げながら歩を進めた。松本市奈川小学校4年男児(9)は「(旧街道は)自然がいっぱいで、昔の人が歩いた道を歩くのはいいことだと思う」と話していた。

 まつりは、歴史を継承していこうと、ながわ観光協会が主催し、今年で36回目となった。

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