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歩いて走って義足実感 佐久の小学校で体験授業

2018年5月26日(土)00時00分

池田さん(左)の指導を受けながら義足を履いて歩く児童

 佐久市佐久城山小学校で25日、「スポーツ義足体験授業」が開かれた。体験を通じて障害への理解を深めようと、住宅設備メーカーLIXIL(リクシル)が全国の小学校を対象に行っており、県内では初開催。同校と同市岸野小の5、6年生約120人が、パラ陸上男子400メートル日本記録保持者の池田樹生(みきお)さん(21)=中京大=の解説で、義足による歩行や走りを体験した。
 池田さんは先天性の障害で、右脚膝下と右腕の肘から先が無い。授業では右脚の義足を外して「日常履くものと、走る際に履くものと2種類ある」と紹介。先に真っすぐ金具がついた生活用義足と、J字形でカーボン製の競技用義足を児童に手渡した。児童は「生活用の義足の方が重い」「競技用は軽くてばねみたい」と興味を示していた。
 体験できるように加工した競技用義足を片足に装着した児童は、体をよろめかせてマット上を歩いたり走ったり。義足のばねを利用してジャンプもした。体験後は池田さんに「義足は痛くないですか」「生活で困ることはないですか」と質問。池田さんは「みんなが靴擦れすると痛いように、義足も同じことが起こる」「50メートルを6秒台で走れるし、みんなと同じように生活できる」と答えていた。
5月26日掲載

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