なーのちゃんTV

ボーゲン楽々練習 スキー指導男性 補助具開発

2018年1月10日(水)09時48分

補助具を付けたストックでスキーヤーを誘導する島田さん(左)

 北佐久郡立科町のスキーインストラクター島田正彦さん(69)が、スキー板をハの字にして滑る「ボーゲン」を教えるための補助具を開発した。ストックの先端に付けて、相手を誘導したり、引っ張ったりしながら滑りを覚えてもらう器具だ。幼児への指導を機に、短時間で滑るにはどのようにしたらいいかと考案。今後さらに改良して特許申請や商品化を目指す意向で、スキーを楽しむ環境づくりに力を入れたいとしている。

 補助具はアルミ合金製でS字形をしており、縦2・3センチ、横8・7センチ、幅1・8センチ、重さ50グラムほど。ストック先端にねじで固定し、S字部分をフックにして相手の左右のスキー板をつなぐワイヤに引っかけて、ターンを誘導したり減速させたりする。左右の板の先をワイヤでつなぐことでハの字に滑ることができる仕組みだ。ボーゲン用に2本の板の先端をつなぐ器具は既にあり、スキー教室で使われている。

 島田さんは指導歴40年ほど。2年前に幼児を教える機会があり、短時間で滑れる方法を考え始めた。スポーツ用品販売などを手掛けるアルペン(名古屋市)に試作品の製造を依頼。同社グループ企業のジャパーナ(同)の担当者は「同様の商品はないのではないか」と話す。

 島田さんと共に、用具の実証実験をしている土屋正巳さん(65)=北佐久郡御代田町=は、幼児はゲレンデの平地でボーゲンを覚え、リフトに乗るまでに1日かかることもあると説明。「この補助具なら自宅の庭であらかじめ練習することもできる」としている。

 島田さんも「うまい子どもは1日で滑ることができるようになるはず。補助具を活用し、スキー人口を増やすきっかけになればいい」と話している。問い合わせは島田さん(電話0267・55・6940)へ。

動画ファイル

  • 信毎デジタルパスポート
  • 信毎の本オンラインショップ
  • 信毎イベント&チケット
  • 信毎オリジナルグッズ