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「千曲川旅情」観光客もてなし 小諸駅ホームで地元児童

2017年9月09日(土)00時00分

「小諸なる古城のほとり―」。小諸駅のホームで「千曲川旅情の歌」を暗唱する児童たち

 小諸市坂の上小学校の2年生52人は8日、同市の懐古園やしなの鉄道小諸駅構内で、地元ゆかりの文豪島崎藤村の詩「千曲川旅情の歌」を観光客らに暗唱した。県などが進める大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」に協力する「おもてなし隊」の活動の一つ。同駅では、手書きの小旗を振り、観光列車「ろくもん」の乗客を歓迎した。
 児童たちは郷土愛や会話力を育む狙いで、今春から国語や生活科の授業などで「千曲川旅情の歌」を暗記し、4月には懐古園桜まつりで来園客に披露した。「ろくもん」が大好きという児童が列車の近くで歌うことを提案し、学校側がしなの鉄道に相談していた。
 懐古園では8日、2人一組で来園客に駆け寄り、詩をそらんじた。「聞いてくださってありがとうございます」と一礼し、詩の一節や絵を描いた画用紙を贈った。その後、ろくもんの停車時間に合わせて駅に移動。ホームに降りた乗客らに披露すると、「よく覚えたね」とねぎらわれた。
 神奈川県座間市から懐古園を訪れた60代の夫婦は「ずっと忘れられない思い出になる」。
 22、29日も小諸駅でろくもんの停車時間に披露するほか、10月に懐古園で開く紅葉まつりでも暗唱する予定。

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