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東山魁夷の記念碑的大作を紹介 「唐招提寺御影堂障壁画展」長野で開催中

2021年12月1日

 信濃毎日新聞社は東山魁夷の記念碑的大作である、律宗の総本山、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画全68面を一堂に展示する「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」を長野県立美術館(長野市)で開催しています。県と同館、信濃毎日新聞社などの主催です。

 1971(昭和46)年から10年の歳月をかけて制作された本障壁画には、困難を乗り越えて中国から来日し唐招提寺を開いた鑑真和上への讃仰と崇敬の念を込めて、日本の理想的な自然としての海と山、鑑真和上の祖国である中国の風景が描かれました。

 本展では、通常非公開となっている本障壁画を、部分的に御影堂を再現して紹介するほか、東山が日本や中国の各地で重ねた取材の軌跡を、東山魁夷館所蔵のスケッチや下図などからたどります。また、東山作品の中でも人気の高い連作「白い馬の見える風景」も、長野県立美術館が所蔵する全作を公開しています。

 来年1月16日(日)まで。開館時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時半まで)、観覧料は一般1500円、大学生1300円、高校生以下・18歳未満無料。毎週水曜日と年末年始(12月28日~1月3日)は休館。新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行っていますが、状況により会期等を変更する場合があります。開館状況などの最新情報は長野県立美術館ホームページで確認するか、同館(電話026・232・0052)へお問い合わせください。

「唐招提寺御影堂障壁画 濤声」(部分) 1975年 唐招提寺蔵