それはさておき、ひとまずワイン

口に合わないワインだったら

 ワイン選びって難しい…。見た目で選ぶ、いわゆる“ジャケット買い”をしたり、どこどこのコンクール受賞の帯だったりで買ってきたものの、いまいち口に合わないっていうこと、皆さんあるのでは。今回はそんなときのワザをご紹介したいと思います。

①エアレーション
 少し難しい言葉で始まりましたが、要は「空気と接触させる」ことです。<写真1>のカラフェ(右)やデキャンタ(左)のような、ガラスの大きな容器に移します(ない場合にはボウルに注いで、じょうごでボトルに戻しても良いです)。このような空気接触で、味がまろやかになり、香りも広げる効果もあります。

②一日置いてみる
 抜栓したことにより空気が瓶の中に入り、ゆっくりと適度に酸化していきます。これも①と同じで味がまろやかになると共に、特に、渋味を強く感じる赤ワインは、渋味成分のタンニンが柔らかくなります。

③グラスを変えてみる
 ワインには品種や造りにより、味わいの個性が違うため、そのワインに合ったグラスがあります(2014年4月「グラスの話」をご覧ください)。例えば白ワインでも、樽を使った厚みのあるワインは、<写真2・右>の通常白ワインで使う小さめのグラスより、<写真2・左>のような大きなグラスで飲む方が、芳醇な香りを楽しめ、味わいにコクを与えます。白ワイン用でなくとも、大きめの赤ワインのグラスでも良いでしょう。

④温度を変えてみる
 同じく、個性の違いにより、そのワインに合った温度があります(2015年5月「ワインの温度」をご覧ください)。酸味は、温かくなると柔らかくなり、反対に冷やすとシャープになります。苦味も、温かいと柔らかくなり、冷えると強く感じます。その他、温かいと良い点は「香りの広がりが大きくなる」「ふくよかなバランスになる」こと。冷やした場合には「フレッシュ感が際立つ」「果実香、ブドウ品種のが際立つ」などが良い点として挙げられます。このように、口に合わない場合は温度を下げたり、上げたりすることも一つの手です。

⑤カクテルやサングリアとして飲む
 そのままではどうしても口に合わない場合には、リキュールを使って「カクテル」にしたり、フルーツを漬けて「サングリア」にすると良いでしょう(サングリアの造り方は、2015年8月「サングリア」をご覧ください)。

⑥料理に使う
 基本的にワインは腐らないので(酸化により劣化はしますが)捨てるのはもったいないです。味は火を入れてしまえばそれ程気になりませんので、最終的にはお料理の調味料として使うと良いでしょう。

 皆さまのワイン選びが正しいことを祈りつつ…今日もワイン飲みましょうか。

2017年5月16日


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