それはさておき、ひとまずワイン

シードル

中野市たかやしろファーム(左)、飯綱町サンクザゼールのシードル

ふじ、紅玉、シナノゴールドなど

東御市ヴィラデストワイナリーのシードル搾汁機

 今回は、リンゴの発泡酒「Sidre/シードル」についてのお話です。シードルはフランス北西部に位置するブルターニュ地方で生まれたお酒です。日本で栽培されている食用品種とは違い、姫リンゴのような一回り小さい専用品種が栽培されています。

 代表的な品種は味覚の特徴により分かれています。

【苦味】 ケルメリエン、 マリ・メナル

【甘味・苦味】 プラト・イェオド、 デュース・エモン、 ポ・ド・シアン

【甘味】 デュース・コエトリニエ

【酸味】 ギエヴィック

 実は私も数種類を写真でしか見たことないのですが、この他補助品種も合わせると40品種ほどあるそうです。ブルターニュではこれらをブレンドしてシードルを作ります。これにより複雑味がでるのです。味わいはブリュット(辛口)・ドゥミセック(中辛口)・ドゥー(甘口)があります。ちなみに英語では「サイダー」と呼ばれます。(日本でサイダーというと有名な炭酸飲料がありますが、違うものですよ!)

 日本では法律上「果実酒」として扱われています。長野県もリンゴの産地ですので、同じ果実のブドウを加工をするワイナリーでシードルを作っています。多くのワイナリーは「ふじ」や「紅玉」から造っていますが、珍しいところでは飯綱町のサンクゼールがイギリスの品種「ブルムリー」から造っています。

 シードルはワインよりもアルコール度数が少なく、5~7%くらいが標準。辛口は、口当たりはすっきりとしていて苦味もありますのでビールに近い感覚です(日本のシードルは苦味は少ないものが多いです)。甘口はカクテルや甘口のスパークリングワインのようにフルーティなので、とても飲みやすくお酒が苦手な方でも飲みやすいです。

 近年大手ビールメーカーからも、樽詰めされたシードルを生ビールと似たような形でサーバーから注ぐものが発売され人気になってきています。県内に設置された飲食店で私も時々飲みますが、この季節ビールの代わりによ~くグビグビいけて、おススメです。

 そんな盛り上がりを見せるシードル、一昨年の8月に紹介した「Wine Garden in NAGANO2014」が今年は「WINE&CIDRE Gaeden in NAGANO2016」にパワーアップして開催されます。長野県内ワイナリーとヴィンヤード32社95種のワイン&シードルをご用意した、長野県最大級の野外ワインフェスです。

【WINE&CIDRE Gaeden in NAGANO2016】
 ▽日にち:8月19~21日
 ▽時 間:19日 18:00~21:00
       20、21日 11:00~20:00
 ▽場 所:長野市のJR長野駅善光寺口、東急裏の「南千歳公園」
  詳しい内容は、「NAGANOWINE」のホームページと、facebookページよりご覧ください。

 さて、今日はひとまず“シードル”飲みましょうか。

2016年8月10日


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