それはさておき、ひとまずワイン

シャルドネ

東御市「はすみふぁーむ」のシャルドネ

収穫した「はすみふぁーむ」のシャルドネ

「ウィリアム・フェーブル シャブリ」(左)、「ロバート・モンダヴィ シャルドネ」

 このコラムで今まで「赤、白、ロゼ」と説明してきましたので、これからは品種について個々にお話ししていきましょう。
 
 まずは白ブドウの「シャルドネ」。栽培面積は白ブドウの中で2位、代表格と言っても良い品種です(ちなみに1位はスペインのアイレン種)。原産はフランス・ブルゴーニュと言われていますが、栽培の適応力が高いので、イタリア、カリフォルニア、南米、オーストラリア、南アフリカ、などなど世界中で栽培されています。

 そして、日本でもワイン用ブドウ収穫量が1位です。長野県でも全収穫量の1/2を占め、ダントツです!
 
 シャルドネは一般的には果実味が多く、まろやかな口当たりのワインになりますが、「この香りがあればシャルドネ!」といった個性がないのです。土地や気候、造り手によって「え?同じ品種」と思う程変わってくるのです。
 
<土地や気候による違い>
(1)冷涼な地域
 柑橘系や青リンゴの香りがあり、酸味が豊かで“ミネラリー”でもあり、ドライな辛口ワインになります。
(2)温暖な地域
 洋ナシやパイナップルのようなトロピカルな香りがあり、ふくよかでボリュームがあるワインになります。
 
<造り方による違い>
(3)ステンレスタンクで熟成
 フレッシュで果実味溢れるフルーティーなワインに。
(4)木樽で熟成
 バニラのような甘い香りや、ナッツのようなロースト香があるまろやかなワインに。
 
 このように、全く違う印象になります。
 それはシャルドネが、ニュートラルな品種で土地や醸造家の個性を出しやすいので、その辺りも人気の一つではないでしょうか。価格帯も1000円を切るデイリーなものから、10万円を超す高級ワインまで造られています。
 
▽個性を知るためにお勧めワイン
(1)の個性:フランス・ブルゴーニュ シャブリ地区 「ウィリアム・フェーブル シャブリ」
(2)の個性:アメリカ・カリフォルニア ナパバレー地区 「ロバート・モンダヴィ シャルドネ」
 
 他にご自分で見つけてみるのも楽しみですね。参考として一般的に2000円代のものが、より良く個性が表れているものが多いです。
 さてさて、今日はひとまず“シャルドネ”飲みましょうか。

2015年4月13日


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