それはさておき、ひとまずワイン

春到来!ロゼワインのススメ

安曇野ワイナリー「Azumino Rose2012」。メルローとカベルネ・ソーヴィニョンを使い、セニエ法で造られています

 ようやく信州にも春がやってまいりました。もうすぐ桜も咲き始めますね。花見の季節です!私なんかはまさに“花より団子”タイプの人間なので、花見のお誘いがあると「何のワインを持っていこうかな!?」なんて考えるのも楽しみの一つです。

 桜=ピンク。そう!ロゼワインの登場です。ロゼワインと言うと日本では、赤でもなく白でもない“中途半端”な印象や、一昔前に流行ったロゼが甘口だったのも原因の一つで、あまり人気がないようです。でも、ロゼにはロゼの良さがたくさんあるんです。

 と、その前にロゼワインってどのように造られるのか意外と知られてないみたいなので説明したいと思います。「白ワインと赤ワインをを混ぜて…」ってお思いの方が多いようですが、実はこれはEUのワイン法では認められていないんです(シャンパーニュなど一部の特例地域は除く)。ではどのように造られているかと言うと、基本的には次の3つの方法で造られます。

(1)セニエ法(赤ワイン的なつくりかた)
 黒ぶどうを使用して赤ワインと同じように皮と果実を短時間漬け込み、ぶどう果汁に色がついたら、液を引き抜き、発酵を持続させる。

(2)直接圧搾法(白ワイン的なつくり方)
 黒ぶどうを破砕・圧搾して果皮の色を果汁に移し、あとは白ワインと同様に果汁のみを発酵させる。

(3)混醸法(白ぶどうと黒ぶどうを混ぜるつくり方)
 白ぶどうと黒ぶどうを混合して発酵させる。(このタイプのロゼはほぼ造られていません。)

 ※黒ブドウ:「カベルネ・ソーヴィニョン」「メルロー」「巨峰」など皮が黒(紫)色をしたブドウ
 ※白ブドウ:「シャルドネ」「ソーヴィニョン・ブラン」「マスカット」など皮が白(黄緑)色をしたブドウ

 先程お話した「ロゼの良さ」とは、お料理に幅広く合うという点があります。

 (1)のワインは、より色が濃く味わいがしっかりしているため、トマトで煮込んだ鶏肉や、和食の鴨のようなお肉料理ともとても相性が良いです。個人的には焼き鳥と合わせたりします。明るい色合いの(2)は、やや渋みをもった白ワインといった感じで、お魚料理でもマリネのようなひと手間加えたものや、海老のタルタルなど、ソースを使った料理もよく合います。こちらはスモークサーモンと合わせるのが好きです。

 そして、華やかな色調はやはり暖かな青空日差しの下、桜の見ながら。―グラスに花びら舞い落ちたりして…。お花見には最高のワインではないでしょうか。今年は、写真の安曇野ワイナリー「Azumino Rose2012」を持って行こうかなぁなんて思っています。

 さてさて、花見でワイワイ楽しむのを想像しながら、今日もひとまずワイン、飲みましょうか。

2015年3月13日


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