信州お天気手帖

天気を味方に大そうじ

雨の日の大そうじ(画像:日本気象協会)

曇りの日の大そうじ(画像:日本気象協会)

 今年も残すところわずかとなりました。この時期の大仕事と言えば、大そうじがあります。今年の汚れを年越しさせないように、今年のうちに綺麗にしておきたいものですが、そうじは順調に進んでいますでしょうか。買い出しなど、まだまだやることはいっぱいある、という方も多いのでは。そこで今回は、限られた時間を有効活用するため、天気とそうじをまとめてみました。

 大そうじと言えば、体を動かしやすい晴れの日にするイメージですが、曇りや雨の日の方が効率が良く、さらに仕上がり良く進められる内容もあるのです。

 まず曇りの日におススメなのは、車や窓ガラスのそうじです。晴れて空気が乾いている日よりも、曇りのようにある程度の湿気がある日の方が、汚れが水分を吸って、いくらか落としやすくなっています。また、窓ガラスは、晴れていて、日差しのまぶしい日は反射して、汚れを見落としてしまうこともありますので、曇りの日がおススメなのです。

 続いて、雨の日におススメなのは、障子の張り替えです。雨のように湿気がかなり多い日は、障子紙も湿気を吸います。そうすると紙が少し伸びるそうです。この状態で張り替えると、紙が乾いたときに、ピンと張って、より綺麗に仕上がるそうです。また、ベランダのそうじもおススメです。特に集合住宅などは、掃きそうじの際に埃が立たず、ご近所の迷惑になりにくいと考えられます。また、水を使って流す際も、ベランダまで吹き込むような強い降り方であれば、雨がそうじの仕上げをしてくれます。

 冬の長野県内は、低気圧が近づくと曇りとなり、また、前線を伴った低気圧が上空を通過したり、低気圧から延びる前線が上空を通過する際は、平地では雪ではなく雨が降ることが多いです。天気予報を参考に、そして天気を味方に大そうじを進めてください。何かと忙しい時期ですが、少しでも効率よく、そして綺麗に仕上がると思います。

 さて、2014年6月から始まったこのコラムですが、今回で最後となりました。気象予報士として、日々の天気の解説だけではなく、身近な情報を紹介できればと思い続けさせていただきました。どれか1つのコラムでも、その一部でも皆様のお役に立てたなら嬉しく思います。ありがとうございました。

2017年12月25日


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