信州お天気手帖

体感温度で防寒対策を

画像:日本気象協会

 寒い日が多くなってきましたね。通勤中見かける女性は、薄いストッキングではなく、暖かそうなタイツをはいている方も多くなってきました。私も、今週から薄手のコートを着ています。それでもまだ寒くて、手袋やストールも使おうかなと思っています。そんな冬アイテムを増やしたり、厚手の上着に替えるとき、目安にするのは気温ではないでしょうか。

 ただ、気温よりも寒く感じることもありますよね。これは風が影響しています。例えば、風が強い時は、その風が体から体温、または体と服との間の暖かな空気を奪いますので、余計に寒く感じるのです。これを体が感じる温度、「体感温度」といいます。この体感温度は、一般的には風速が1m/s強くなると1度程度低くなると言われています。

 絵で示したのは、気温が5度の時です。静止しているか、またはゆっくり歩いている程度であれば、体感温度も気温とほぼ変わらないのですが、乗り物に乗って風を受けていると、体感温度は下がります。自転車(特に急がずに乗っているとき)でも体感温度は0度まで下がるということです。さらにミニバイクでは氷点下4度まで下がります。ただしこれは、天気に伴う風自体がほとんどないことを前提にしていますので、冷たい北風がビュービュー吹いているなどの日は、その風の分も体感温度がぐっと下がります。寒さ上乗せということです。

 寒いと体が硬くなり、機敏な動きができなくなることも考えられますので、秋とはいえ寒い日や寒い時間に自転車やバイクに乗る際は、真冬の服装を心がけてください。普段からこれらに乗られている方は当然の寒さかと思いますが、特に風が強い日は、厳しい体感温度に覚悟が必要です。

 さて、11月の傾向です。秋雨や台風の影響でぐずついた天気となっていましたが、11月は秋晴れが多くなりそうです。日中は日差しが暖かいですが、朝は放射冷却(地上の暖かな空気が上空へ逃げていき、地上の気温が下がる)現象が強まって冷え込みが厳しくなることもあります。体感温度にも考慮し、寒さ対策を行ってください。

 また、先日の台風第21号の影響で、県内は大雨となりました。10月一ヶ月分以上の降水量となった所も多く、土壌にはまだ多くの水分が含まれています。このため、雨が降っていなくても、もうしばらくは念のため土砂災害などに注意をしてください。

2017年10月26日


バックナンバー

楽しむ

エンタメコラム
特選お役立ちコラム
中島麻希 信州FOOD記
成沢篤人 それはさておき、ひとまずワイン
横山タカ子 暮らしの調味料
東京アート日和
信州スポーツ
信州お天気手帖
イベント情報
イベント情報投稿
映画館情報
書籍・CDランキング
グローバルメニュー
  • 信毎デジタルパスポート
  • 信毎の本オンラインショップ
  • 信毎イベント&チケット
  • 信毎オリジナルグッズ