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季節の花の開花遅れ

 梅雨空には紫陽花が良く似合いますね。千曲市の実家の庭でも紫陽花が咲きだしました。弱い雨に濡れ、ツヤツヤした姿が綺麗です。ただ、今年は、その開花が少し遅れました。また、紫陽花のほかにも、開花が遅れている植物があるようです。

 開花の遅れの原因の1つに、6月の気温の低さがあるようです。気象庁は、関東甲信地方が6月7日頃に梅雨入りしたとみられると発表しました。梅雨とは「春と夏を分ける季節」、つまり季節の移行期間とも言われます。梅雨前線の北側には1つ前の季節“春”の空気(寒気)が、南側には1つ先の季節“夏”の空気(暖気)がひろがり、両者の強さで前線の位置が南北に変化するのです。梅雨入り後の本州は、まだ春の空気の勢力が強かったため、前線は本州のはるか南に停滞していることが多くなりました。このため、県内も気温の低い日が多かったわけです。

 6月12日頃、平地の最低気温が1桁となり、4月下旬並みに冷えた朝がありました。また、日中の最高気温が20度を下回って、肌寒さが続いた日もありました。6月の平均気温をみると、平年より1度程度も低くなっていることが分かりました。たった1度と思いますが、季節でいえば10日程度前の気温だったということ。植物の成長に10日程度の遅れが生じたことになります。

 遅れの影響で、毎年紫陽花より早く咲く花菖蒲がまだ見ごろとなっていて、十分楽しめる観光地もあるようです。この時期、花を楽しみたい方は、平年より遅れ気味になっている所が多いと思いますので、お出かけ前に観光地のホームページなどで開花状況を確認してくださいね。

 さて、7月の傾向です。中旬にかけて曇りや雨の日が多い予想です。梅雨前線の活動は、平年より活発となる予想ですので、大雨に注意してください。その後、梅雨明けすると晴れやすく、気温が上がって、猛暑の傾向があります。

2017年6月27日


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