信州お天気手帖

爆弾低気圧に要注意

(画像:日本気象協会)

  2月13日から14日は、低気圧が発達しながら日本海を通過し、強風や大雨など日本列島は春の嵐、大荒れとなりました。長野県内でも、南部を中心に100㎜以上の大雨が降り、野辺山では最大瞬間風速20m/s以上の非常に強い風が吹きました。

 春の低気圧には大きな特徴があります。これからの時期、特に注意してほしいのが日本海を進む低気圧です。正式な気象用語ではないですが、大荒れをもたらすことから、報道機関を中心に「爆弾低気圧」と呼ばれています。爆弾低気圧は大陸で発生し、日本海や日本付近を通過中に猛烈に発達します。その際、中心付近の気圧が急激に下がります。空気は気圧の高い方から低い方へ向かう性質があるため、低気圧中心めがけて空気の大移動が起こるわけです。日本付近は北側にある低気圧に向かい、強い南寄りの風の通り道となります。

 もちろん大雨も降りますが、この爆弾低気圧はとにかく風が強いのが特徴です。県内でも2012年の4月3日、爆弾低気圧による影響で広く強風や暴風が吹き、特に伊那では最大瞬間風速30m/s、伊那として観測史上1位を記録しました。その影響で、大規模な停電や倒木、建物の倒壊、交通機関の乱れなど大混乱が生じました。そんな爆弾低気圧は5月にかけて多くなるので注意が必要です。

 このほか、太平洋側を進む低気圧は湿った雪を降らします。県内も中部や南部ほど大雪になるので、雪に伴う災害に注意してください。

 さて、3月は低気圧の影響を受けやすい見込みです。爆弾低気圧にも注意してください。気温は、暖かな日が多くなりそうですが、日々の寒暖の変化が大きくなる予想です。季節は行ったり来たりですが、気温の予想を服装選びの参考にしてください。

2016年2月25日


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