信州お天気手帖

梅雨本番 生活の見直しを

梅雨の流れ 平年では関東甲信地方の梅雨明けは7月21日頃です。

危険水位  冠水した際、水位がひざまでくると身動きがとりにくく危険です。また、この絵のように、肌を出しているのも本当は危険です。

梅雨の季節の楽しみ 大雨に警戒が必要な季節ですが、あじさいの優しい色合いが和ませてくれています。

 梅雨は最盛期に入っています。県内では梅雨の期間中、北部と中部は200ミリ以上、南部は300ミリ以上の雨が降ります。ただ、実は県内は、秋の方が大雨となりやすいのですが、梅雨は秋にかけての大雨の季節の入り口で、雨への関心が薄れている場合もあり、要注意なのです。

 さて、大雨の季節、何もしないで大雨にされるがまま、というのは良くありません。身近な生活の見直しをして、日常、財産を守りたいです。まずは、身の回り。雨樋や側溝の掃除をし、排水がうまくできるか確認してください。農地も同様、畝や傾斜を工夫して、冠水を防ぎたいです。

 続いて、車。ワイパーの効きは良いですか?気温差の大きい県内は、ゴムの劣化が起こりやすいそうです。タイヤも、春の交換以来、特に注意していないと思いますが、溝が減っていないか確認してください。特に女性は、車関係はわからないことが多いです。ガソリン給油時にスタンドのスタッフさんに聞いてみるのも良いかもしれません。その他、いつもの道路は大雨の際に安全なのか、確認が必要です。特に今年1年生になったお子さんがいる家庭は、通学路の安全性を考える機会を持ちたいです。

 この後の雨が気になりますが、関東甲信地方の7月の降水量は、平年並みか多くなる見込みです。特に上旬、中旬は雨が降りやすいと予想します。このため、大雨、長雨による河川の増水や土砂災害など多くの災害の発生が心配です。さらに、曇りや雨による日照不足が続くことで、農産物の生育遅れや病害なども発生しやすく、農作物の価格が高騰することで、生活へも影響するかもしれません。

      ◇

 今月からコラムを担当します、杉本麻衣子です。気象予報士としては7年目。まだまだベテランではなく、長野県の皆様の生活をサポートする役割として勉強の日々です。そこで学んだことや発見を発信していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

2014年6月28日


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