暮らしの調味料

刻み梅のおにぎり

杏炭

麻ひも

カリフラワーのピクルス

 9月になって、秋めく日々。梅干しも干し上がり、今はゆったり味わいながら楽しむ季節だ。

 初夏の梅仕事は、さしす漬けからかりかり漬け、砂糖漬け、また、ブランディ―に浸して飲み物にしたりと、種々様々な手法がある。中でも信州人は、かりかり漬けにこだわってきた。青い青い梅を採り、塩漬けにしてから実を割って赤紫蘇(あかじそ)で鮮やかな仕上がりにする。歯ごたえと、色の出方が腕の見せ所とばかりに。

 私も今年は、久々に挑戦し、大成功。カルチャーでその梅を刻み、ご飯に混ぜおにぎりでメニューに加えた。「おいしい、懐かしい」の声の中に「初めて食べました」と。そんな方の多いのにびっくり。お昼や遠足に、ちょっと小腹のすいたときには、必ずこのおにぎりだったのに。出身を尋ねると、富山や新潟だという。近隣の県でも食べたことが無く、関東、関西は全く初めての味とのこと。この梅漬けと食べ方は、実は、信州だけのもので、郷土料理なのかもしれないと、あらためて発見のメニューとなった。

【写真上】杏炭
 杏のさしす漬けもすっかり干し上がり。種は杏仁(あんにん)と言って、よく漢方薬に用いたり、杏仁豆腐のデザートはおなじみ。でも炭にすると、とても火持ちが良く、良質。香炉で灯し、お香を楽しんでいる。

【写真中】麻ひも
 ビニールのひもより、自然素材のひもが好き。お菓子の袋の口閉じも一升瓶を紙でくるっと巻いてしばっても、なぜか、なじんでくれる。大きな束を小巻きにして、いろいろな場所に置き、役立ってもらう。庭のつる先の誘導にも。

【写真下】カリフラワーのピクルス
 歳を重ねた夫婦には、カリフラワーやブロッコリー 一玉を一度に食べ切るのは出来なくなってしまった。かと言って、長持ちしない野菜。ピクルスにすると、1週間から10日は大丈夫。安心の作り置き。

2017年9月15日


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