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御形(ごぎょう)の簾(すだれ)

御形の簾

風呂のタオル

大好きないなり寿司

 せり、なずな、ごぎょう、はこべ、ほとけのざ、すずな、すずしろ、と言えば春の七草。新暦の1月7日の信州は芽が出るはずもなく、ちょうど今ごろ、全草が揃うのだが。その中のごぎょう。漢字では御形。母子草とも言い、キク科の越年草と、広辞苑にはある。

 先日、注文しておいた、江戸簾が届いた。注文の折、材質には御形を選んだ。ほかに、竹、ヨシ、ガマ、萩があったが、春の七草の御形であることに、とても興味を持って、作ってもらうことにした。御形、母子草と言えば、葉が白い綿毛でちょっとビロードのような、滑らかさがあり、黄色の花が咲く。幼いころから道端でよく見かけ、今もたまに出合う。この草が長く、真っすぐに伸び、簾になるなんて、という驚き。食べられる草で、部屋へ入る、夏の強い陽射しを少し和らげてもらえるなんて、と、楽しみだらけで注文した。やっと探し当てた東京・台東区にある店舗兼製簾所の二階の窓にもかけてあり、店主が「年中吊るして十年目です」と、指差してくれた。少し、飴色になり、とても丈夫とのこと。これから、興味と楽しみのかたまりの簾を吊るし、我が家の初夏を迎える。

【写真上】御形の簾
 外に取り付けてある。部屋の中から青い空が少し透けて見え、気分もいい。

【写真中】風呂のタオル
 我が家はだいぶ前からバスタオルを使わなくなった。バスタオルを湯上りに巻いて歩くほどの広さもなく、かさばって家族の枚数だけ洗濯するのも不経済とばかりに。好みは薄手の吸収良い温泉タオルのみ。体の隅々まで行き届き、足りなければ2枚、3枚使ってもバスタオルのかさばりに及ばない。まこと、具合の良い風呂上がりタイム。

【写真下】大好きないなり寿司
 市販のいなり寿司用に味付けした油揚げは、私にはちょっと甘いので、ゆでてから好みの味付けにして作る。「今日はいなりが食べたい」と思う日がある。おいしくて、おいしくて食べすぎに注意。

2017年4月15日


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