暮らしの調味料

ささやかな事の集まり

丸なすの粕漬け

最近作

黒豆ご飯

 冷蔵庫の中で、瓶の中身が機嫌を損ねている。私の大事な保存食だ。無添加だから仕方がない。試しにちょっと食べてみる。「うん、まだ味は変わっていない、おいしいじゃない」と、汁と具に分け、汁を煮沸し、上に浮いた白いものだけ網ですくい、再び、具にかけて瓶に戻す。また、漬かり過ぎた漬物は、みじん切りにしてガラスの器に入れ、酒少々をふりかけておく。生の野菜と合わせたり、おひたしに混ぜると、調味料となって、他の調味料はいらない。「手作りの発酵調味料だ」と一人悦に入る。

 服の袖口から糸が5センチほど出ていた。表からはわからないけど、引っ張ると糸はずーっと抜け、袖口はビロビロとなるのは明らか。そっと裏返して、その糸でほつれを直す。

 挿し木をしようと、空き瓶に入れておいたバラの枝。あまりにきれいなので、友達からいただいてきた。モクモクと根が出てくれた。今のうちに土に植え替えよう。花が咲くのは私の何歳の時?と思いながらも。

 目に見えて大きく変わることは何一つないけれど、こまごま一日が終わる。どこかやり終えた安堵感と満足感。明日も元気で迎えられる私のサプリメント。

【写真上】丸なすの粕漬け
 毎年の漬物の一つに丸なすの粕漬けがある。今年も段ボール一箱にいっぱい届き、漬けた。いつもは下漬けなしで、二つに切り、切り口に塩を塗り、砂糖を混ぜた粕床に入れるのだが。何と、届いた日が忙しく、釘を入れた塩水にひとまず漬けた。それから手がすいたとき、粕床へ。どんな味に仕上がるやら。

【写真中】最近作
 忙しい中でも、どうしても手縫いがしたい。家の中では、ままならず新幹線の車中で縫っている。東京までの1時間半は、私の大切な手縫い時間。

【写真下】黒豆ご飯
 毎日のご飯の中に大豆を入れて一緒に炊き上げている。何とおいしいのだろう。煮大豆もいいけれど、ご飯と一緒だと調味料いらずで、ご飯として食べられる。たまに、黒豆を入れると、家族がいやがる。ご飯が黒くなる!と言って。それがおいしいのにね。だから、来客のときには、なるべく黒豆ご飯。自分が食べたいばっかりに。

2016年10月15日


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