暮らしの調味料

卵の色

ぶどうの葉寿司

山椒の実

朴葉もち

 庭鶏は、外国のハーブを好んで食べるのだろうか。マーケットで見かけるキャッチフレーズに「ハーブで育てた卵」とか、「ビタミンE入り」「健康卵」「漢方卵」など、いろいろある。いつも不思議というより、不安な思いで、それらを眺めていたのだが。

 6月6日付の信濃毎日新聞の暮らし面に「たべものふるさと探訪」で山本謙治さんが卵について、書いておられました。「我が意を得たり」とばかりに「やっぱりね」と同感しきり。お米で育った鶏の卵は卵黄が白っぽいのです。写真入りで明らかです。

 真っ黄色なのは、パプリカの粉など、色付きがよくなる餌を与えればその色になるとのこと。子どものころ、庭先で飼っていた庭鶏は虫を食べたり、はこべを啄(ついば)んだり、でも決して卵黄は濃いオレンジ色ではなかったなあと思いだします。

 卵に限らず、どんな食べものも色ばかりに振り回されず、育ち方、トレーサビリティー、加工のされ方など、わかる範囲で確認して購入したいものです。そして、確かな目を持つことも大切ですね。私たちの大事な体に入れるものですから。

【写真上】ぶどうの葉寿司
 我が家の塀に絡まりながら、葉が青々としている山ぶどう。いまだ、実は一つもならないのだけれど、葉を季節ごとに楽しんで使います。先日も「銀座NAGANO」で、お皿代わりに皆さんに使っていただきました。酒の肴を3種載せて。残り物は皆さん、その葉に包んでお帰りに。今日は、焼いた塩鯖をほぐして混ぜ込み、熱いうちに葉で包みました。葉の香りとともに、初夏のごちそうです。


【写真中】山椒の実
 今年も、この季節になりました。早く実が熟す下伊那郡松川町の友達からいつも頼んで送ってもらいます。いろいろな漬け方をしていますが、中でも一番のお薦めは、しょう油漬け。洗って水をよく切り、同量のしょう油をかけるだけ。冷蔵庫で一年は何ともありません。漬け汁もとても重宝。

【写真下】朴葉もち
 もう15年も前になるだろうか。王滝村に朴葉もちの作り方をを教えてもらいにうかがった。その折、ねだって朴の苗木をいただいた。今や2階にも届きそうな勢い。山ほど、朴葉もちも出来るけど、師匠にはいまだかなわず。撮影の朝、察知してなのか、宅配便が。どんぐり粉で作られ、おいしかったこと。

2015年7月01日


バックナンバー

楽しむ

エンタメコラム
特選お役立ちコラム
中島麻希 信州FOOD記
成沢篤人 それはさておき、ひとまずワイン
横山タカ子 暮らしの調味料
東京アート日和
信州スポーツ
信州お天気手帖
イベント情報
イベント情報投稿
書籍・CDランキング
グローバルメニュー
  • 信毎デジタルパスポート
  • 信毎の本オンラインショップ
  • 信毎イベント&チケット
  • 信毎オリジナルグッズ