お店情報
お気に入り!このお店 タネと苗の専門店 樋口種苗


そろそろ農作業や家庭菜園を本格的に始めるころ。野菜苗や種のことなら、昭和25年創業の地元の種苗屋さん、樋口種苗で相談しましょう。
野菜苗がよく出るのはこの時季ですが、「昔からこのあたりでは『遅霜十日』(5月10日ごろに遅霜がくる)といいますから、畑に植えるのはもう少し後で」と社長の樋口健三さん。
苗を買って帰ったら、昼は屋外に出して外気にあてることで、しっかりとした苗になります。レタスやキャベツなど葉物は比較的丈夫ですが、ナスやトマトなど実がつく野菜は霜にあてるとだめになってしまうので注意が必要です。
ナス科の野菜(ナス・トマト・ピーマンなど)は連作障害が出やすいため、前年と違う場所に植えるか、それが難しい場合は接木苗を利用します。同店では上田の土壌を考慮して台木を選び、キュウリなら味のいいブルーム(果粉)ありの品種にしています。
メーカーから大量に仕入れお店で小分け販売する種や新しく入れた種は、発芽実験をして確認した後に店頭へ。新しい品種の野菜は自宅で育てて味をみます。
農家にとっても、家庭菜園初心者にとっても、農作業は時季をはずすと収量に影響しますから、当地の気候風土をよくわかった種苗店は強い味方。わからないことを気軽に聞け、アドバイスをもらえるのが専門店のよさでしょう。
■住所:上田市諏訪方1161-5(三好町交差点)
■電話:0268-22-3776
■営業時間:8・30~18・00
■休日:(日)定休(4~5月は無休)
※記事中の情報は掲載日時点のものです(提供:週刊うえだ 2019年5月4日号掲載)。
住所 | 上田市諏訪方1161-5(三好町交差点) |
---|---|
掲載紙 | 週刊うえだ |
掲載日付 | 2019年05月04日 |