お店情報
お気に入り!このお店 きものと洋服どちらも揃う店 ほかり


ほかりでは「明治・昭和二代女の小さな古着展」を開催中。同店の保刈範子さんのお祖母さんとお母さん、つまり呉服屋さんの女主人母娘の「奥にしまいこんでいたお気に入り」を蔵出ししたものです(6月末ごろまで開催)。
これが、やっぱり素敵。着物や帯は1万円~、羽織1500円~(税別)で、しつけ糸がついたもの、大島紬なども。心配なのは着丈ですが、帯の下の見えない部分に生地を足すこともできます(料金別途)。
羽織はしゃれた表地もさることながら、誰にも見せない裏地との組み合わせの遊び心、ひもの色合わせなど、さすがです。
着物が好きな人、お稽古で着物は枚数がいる、でもある程度の格も必要だしヤボなものは着たくないという人にもうってつけ。ほどいてドレスやワンピースに、羽織をスカートに仕立てる人もいるそう。
お店では着物、和装小物、洋服なども扱っていますが、最近増えているのはせっかくあるならお母さんの着物を着たいという若い人で、着物や帯を持ち込んで「これに合うものを見立てて」。
お母さんがお嫁入りで作った着物、「たとう紙に包まれたままという方や、なかにはタンスの引き出しごと持って来た方もいて、大歓迎(笑)」、気軽に相談できます。
手持ちの着物を自分で簡単に着たいなら「5分で着られる」ように直すのも方法。着物はおはしょりを作ってひもをつけ(おはしょりの形がきれい)、帯はお太鼓を作ります。はさみを入れないので、いつでも元の形に戻せます(料金は各1万円程度)。
■住所:上田市大手2-2-5
■電話:0268-22-0393
■営業時間:10・30~18・00
■休日:(水)定休
※記事中の情報は掲載日時点のものです(提供:週刊うえだ 2016年5月28日号掲載)。
住所 | 上田市大手2-2-5 |
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掲載紙 | 週刊うえだ |
掲載日付 | 2016年05月28日 |